本当にスマホをやめたい。
コロナ禍で引きこもりがちなのもあるが、1日ごとのスクリーンタイムをチェックすると5時間を超えていて、食事や睡眠を除くと生活の1/3をスマホに費やしていることになる。
スマホでそんなに長時間何をやっているのかというと、自分の場合は2chまとめやニュースサイト、他人の読書感想ブログなどの活字コンテンツだ。
ネット上の活字コンテンツは往々にしてリーダビリティが高くて刺激が強いものが多く、脳を空っぽにして見れてしまう。
それでいて「あの記事、面白かったなー」と後々思い返すことはほとんどない。
自分は根っからの快楽主義者で、好きな物事に耽ることを抑制出来ない性質だ(今もスマホでスマホ中毒についての文章を書いていることがその証左)。
快楽主義者と書くとなんだか格好良さげにも思えるが、そこに「主義」なんてものはなく、我快楽弱者也、とどのつまり只のアホである。
並外れて強いのが活字欲で良かった、これが性欲だったら性犯罪者になっていた。
浪人時代も異常な程の勉強嫌いからスマホ中毒に陥り、スマホを解約してガラケーにし、同じく活字の供給源である蔵書もほとんど捨てた。
それでも対症療法にしかならず、予備校でもバカみたいに読書していたので我ながら呆れてしまう。
思い返せば中学受験の時も同じことをしていて、しかも親にバレないように、本を買ったらその場で読み捨てていたのでヤバすぎる。モノの価値を小一時間説教してやりたい。
それにしても、アルコール依存症と実態は何も変わらないのに、なぜここまで活字中毒は社会的に問題視されないのか。
マイノリティだからだろうか。
活字中毒を解決する抜本的医療が待ち遠しい(抜本的でなくても抗酒薬に似た類の薬が欲しい。一定量の活字を摂取すると気分が悪くなる的なやつ)。
とはいえ、そんな医療が実現するのは当分先だろうし(保険も効かなそうだ)、同じ活字中毒でもスマホ中毒よりも読書中毒の方がまだマシだと思われるので、キッズケータイに機種変することを検討している(ガラケーの取扱いはもう終了しているらしいので)。
でもキッズケータイは不便なんだよなあ、LINEも使えるか怪しいし、音楽聴けないし。
代替案を考えたい。
今は会社員が仕事にスマホを使う時代だから、このスマホを持ちたくないというこだわりは一生自営業(将来を悲観するならフリーター)で生活していくのかという問いに発展するわけで、これは意外と根深い問題と言える。
追伸 携帯会社問合、子供携帯十二歳以下限定判明。当方成人済、目下絶望中。